という事で、今回は気になる町の不動産屋に新築をお願いした時のケースをお話します。

実際私は仕事がら横のつながりがあるので、知り合いに「家を建てようと思う」と相談した結果、町の不動産屋を紹介してもらいました。

築４年経ったので、メリットとデメリットをお話します。

町の不動産屋に新築を頼んだ場合のメリットとデメリットとは？実際に建ててもらったのでお話します

不動産屋さんにもいろいろとあるのですが、今回は「THE　町の不動産屋」という設定でお話しますね。

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町の不動産屋のメリット

上記は当たり前のような内容ですが、１つずつ解説します。

土地探しの相談ができる（土地を隠し持っている可能性がある）

不動産屋さんは土地を売ったりかしたりすることで成り立っている会社ですが、町の不動産屋さんはその場所で長く営業をしてきた事で土地のノウハウはもちろん自分の土地を持っています。

もしかするとインターネットで検索しても出てこないような土地を持っている可能性も十分にあります。

大手にないメリットは間違いなくこちらになります。

土地が空いてなくても中古物件などの自社物を持っている可能性がある

実は私もこの方法で家を建ててもらいました。

私が住みたい場所に土地は無かったのですが、その不動産屋さんは「中古物件」をもってました。

元々、戸建て住宅を「賃貸」として貸していたのですが、タイミングよく「住んでる人がもうすぐ出ていく」という情報をもらったのです。

不動産屋さんからの提案としては、「今建っている物件をリフォームしてもいいし、つぶして新築にしても良いですがどうしますか？」

という内容でした。最終的には今ある家をつぶして新築を建てました。

もちろん、インターネット上ではまだ出ていない情報ですし、場所も自分たちの住みたい所だったので契約しました。

というように、ネット上にはまだない情報をもらえる事も「町の不動産屋さん」のメリットですね。

大手のように社内の決まりがないので、良い意味で見積り内容がざっくりしている

悪い意味にもとらえる事ができますが、今回は良い意味です。

社内ルールや決まりが少なく、社長の一声で金額が決まったりするので見積りがざっくりです。

建築の事があまりよくわかっていないという事もありますので、細かい事を把握していません。

その為、追加分でも費用が発生しなかったり工事によっては無料で工事してくれるような事もあるかもしれません。

大手になると追加区分がしっかりとしているので１万円でも費用をとってきますよね。

私もタイルを特殊なタイルに変えたり、和室の畳を変えたりと無理をいいましたが、追加は取られませんでした。感謝です。

町の不動産屋のデメリット

メリットがあればデメリットももちろんあります。

家の標準仕様が普通

これは不動産屋＝建築の知識がない（もちろん知識のある人もいますが）という事につながっていますが、土地＆家が売れればよいので、家の性能には特に拘りがありません。標準仕様というものが存在しますが、外壁やキッチンなどの住設・内装建材などそのほとんどが「普通」の商品です。

その為、「もっとこんなキッチンがいいな」「こんなフローリングにしたいな」と思ったらすべて追加のオプションになります。

標準が普通すぎるのが不動産屋さんの特徴です。

家の性能についての説明などがない

こちらも先ほどと同じです。

建築をあまり知らないので家の事はあまりしゃべれません。

「長年ずっとこの仕様でやっています」「耐震も特に問題が起きたことはありません」といったような回答が返ってくる事もしばしばあります。

家の性能を上げるための提案がない

「長期優良住宅にしませんか？」「耐震等級をあげませんか？」「ZEH住宅にしませんか？」という提案はありません。

理由は知らないからです。たぶん最近では施主さんから問われることも多いと思うので多少は勉強をされているかもしれませんね。

ただし、下請けの業者さんがしっかりしていればこのような住宅にも対応できるのでご安心ください。

まとめ

今回は「町の不動産屋さん」にまとを絞って記事を書きました。

建築の強い不動産屋、自分の会社で建築もできる不動産屋さんもいるのですべての不動産屋が上記のような状態ではありませんが、

まだまだこのような会社は多いです。ただ、不動産屋さんが建築を知らないというのは通常で考えれば当たり前のことです。

不動産屋さんのメインは不動産ですから土地や賃貸を主にしています。

良いところも悪いところもありますので、まずは話を聞いてみて判断していきましょう。

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