高級でおしゃれなキッチンを購入したのに、使い勝手がいまいちだった・・・orz。。
今日は「そんな事にならない為に少しだけ頭に入れておいた方がよい!」というお話です
まず最初にキッチンの高さをしっかりと確認しよう!
キッチンの高さ?そんなのどうでもいいでしょっ。キッチンは見た目が一番だよ!(笑)
こういう人は購入した後の後悔するタイプの人ですね。
キッチンの高さを適当にすると、快適なキッチンどころか「毎日が重労働の生活」になりかねませんよ。
毎日作業をする場所だから高さには最善の注意を行ってくださいね♪
【結論!】キッチンの高さが重要な理由
上の図をみていただければ「高さ」が重要な理由はすぐにわかっていただけると思います。
シンク・コンロでの作業の際に、カウンターが高すぎたり、低すぎたりすることで体への負担が増えてしまいます。
特にシンクの場合は、より深くなっているので、自分の身長とキッチンの高さが合っていないと腰への負担が増えてしまいます。
キッチンが低すぎると腰に負担が増える
キッチンの高さが自分の身長に対して低すぎると、シンクで洗い物をする際に常に腰を曲げた状態で作業しなければいけなくなります。
そうすると、おのずと腰が痛くなり長時間の作業が出来なくなります。
これが一回くらいなら良いのですが、毎日の作業となると「苦痛」と化す事は簡単に想像できると思います。。
キッチンが高すぎると切る動作や鍋を運ぶ動作に影響が出る
キッチンの高さが自分の身長に対して高すぎると、料理の材料を包丁で切る時に力が入りにくくなります。
これだけだとそれほど大したことが無いように思えますが、
最悪の場合、重たいお鍋をシンクに運ぶ際やお皿に盛りつける際に背伸びをしないといけない状態となってしまいます。
これはかなりの苦行と化してしまうので、本当に効率が下がってしまいます。
キッチンの高さは各メーカー3パターンほど選択できる
ほとんどのメーカーにキッチンのフロアユニットの高さとして3パターンほど用意しています。
私の経験上、ほぼほぼキッチンを購入する人の約9割以上が標準の85cmだと思っています。
それほど、85cmというのが当たり前の世界になっているのですが、逆に言うと「何も考えずに購入している人」も沢山いるという事なのです。
キッチンの打ち合わせをする際に、キッチンの高さまで確認する事が実は少ないという事も事実です。
色柄や仕様に気を取られて、「高さ」というのはおろそかになってしまっています。
この問題を解決するには、やはりショウルームにいってアドバイザーに案内をしてもらう事が一番の得策です。
メーカーのショウルームにはキッチンの高さを体験できる実機がおかれている事が多く、実際に立って体験する事ができます☝
キッチンの高さはカウンターに限った事ではない!!
キッチンの高さはカウンターだけの問題ではありません。
実は使用する場合だけではなく、施工に関しても重要な所なのでキッチン全般的に「高さ」というのは重要になっています。
・キッチンを設置する場所の天井高さ
→天井が低すぎるとそもそも商品が納まりません!
→逆に高すぎると、レンジフードや吊戸棚が高すぎて機能を発揮できません!
・床~吊戸棚までの高さ
→ここが高すぎると、そもそも手が届きません。。吊戸棚の意味が無くなります。
・吊戸棚~カウンターまでの高さ
→ここが狭すぎると消防法に引っかかる可能性があります
・吊戸棚の下場~天井までの高さ
→メーカー規格品のレンジフードや吊戸棚(H60cm、70cmなど)が設置できない危険性あり!
ざっと書き出しても、キッチンを施工するにあたり上記の条件を確認(満たす)していかなければいけません。
(建築側は結構大変なんですね~)
まとめ
今回、キッチンの高さがいかに重要かお分かりいただけたでしょうか??
毎日作業をする場所が「苦痛」になってはいけません。
各商品の機能や見た目は大事なのですが、キッチンに立つのが嫌になってしまっては元も子もありませんよね。。
ぜひぜひ「自分に合ったキッチン選び」の際には、【高さ】にも注目していただきたいと思います☝
それでは、良いキッチンライフを~👍